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電気亜鉛メッキ 溶融亜鉛メッキ
メッキ・塗装 イメージ図
ウレタン2液塗装 (上塗り)
ウレタン2液塗装 (上塗り)
ウレタン2液塗装 (中塗り)
ウレタン2液塗装 (中塗り)
プライマー (錆止め)
プライマー (錆止め)
プレメッキ(スーパーダイマ・ZAM・ポストジンク) 又は後メッキ(電気・溶融亜鉛・ローバル)
鉄系素材
プレメッキ 後メッキ
プライマー
中塗り 上塗り
遊具の長寿命化・部材の錆発生防止の取り組み メ ッ キ・塗 装
●メッキについて
● 塗装技術 遊具の使用目的に合ったメッキ・塗装は、常温と焼付けの2種類の処理で施工されます。鉄系素材へのメッキ
+プライマー+中塗り+上塗りの4層により耐候性、耐水性、耐薬性等に優れた仕上げとなります。
表面
内部
常温処理 高温処理
4層の 表面処理により 錆発生を防止
ウレタン系樹脂塗装
ウレタン系樹脂を主成分とし、塗膜の密着性に優れ 耐候性、耐薬品性、光沢保持性にも優れています。 メッキ処理の上に塗装することにより、高い耐食性 を保つことができます。完全硬化後は子供が舐めて も人体に影響のない合成樹脂塗料です。
● メッキ処理と塗装見本
電気亜鉛メッキ
高電解溶液中で品物を陰極として通電し表面にメッキ金属を析出さ せることで金属皮膜をつくります。主に鉄材の防錆に広く使われ メッキ後のクロメート処理によって耐食性を増すことができます。 ブランコのロックチェーンなど、直接手に触れる場所には六価クロム を含有しない「三価クロメート処理」としています。
溶融亜鉛メッキ
鋼材の表面に亜鉛の合金属を形成することで亜鉛の犠牲的防食作用 により、鋼材の腐食を抑制します。屋外に設置される鋼構造物、特に 塩害の受ける地域での防食処理として広く採用されています。 ※塗装品に関しては、リン酸処理を行なっています。
1 プレメッキ(スーパーダイマ・ZAM・ポストジンク)又は後メッキ(電気・溶融亜鉛・ローバル) 2 上塗り塗料専用の錆止めプライマーを塗布
計4層の表面被膜を形成
メ ッ キ ・ プ ラ イ マ ー ・ ト ッ プ コ ー ト ( 中・上 )
3 中塗り塗料を塗布
4 上塗り塗料を塗布
185 GOTO TAIKI PRODUCT GUIDE