Page 170 - 後藤体器WEBカタログ(2023年11月1日現在 )
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        電気亜鉛メッキ 溶融亜鉛メッキ
   2液ウレタン樹脂塗料
 ウレタン2液塗装 (上塗り)
 焼付アクリル系塗装 (上塗り)
 ウレタン2液塗装 (中塗り)
 焼付アクリル系塗装 (中塗り)
 常温プライマー (錆止め)
 焼付プライマー (錆止め)
  プレメッキ(スーパーダイマ・ZAM・ポストジンク) 又は後メッキ(電気・溶融亜鉛・ローバル)
 鉄系素材
       プレメッキ 後メッキ
プライマー
中塗り
上 塗 り
焼付硬化 (アクリル系塗装)
 遊具の長寿命化・部材の錆発生防止の取り組み メ ッ キ・塗 装
●メッキについて
● 塗装技術
遊具の使用目的に合ったメッキ・塗装は、常温と高温の2つの処理で 施工されます。鉄系素材へのメッキ+プライマー+中塗り+上塗りの 4層により耐候性、耐水性、耐薬性等に優れた仕上げとなります。
4層の 表面処理により 錆発生を防止
表面
内部
タッチアップ
常温処理 高温処理
アクリル樹脂焼付塗装(高温処理)
密着性・耐薬品性・耐熱性・光沢保持性に優れている のが主な特徴です。電気メッキ処理の上に塗装する ことにより高い耐食性を保つことができます。遊具 を中心に採用しています。
ウレタン樹脂塗装(常温処理)
ウレタン系樹脂を主成分とし、塗膜が柔らかく密着 性に優れ、耐久性、機能性においてバランスが良い 塗装です。耐候性、耐薬品性にも優れています。主に 大型遊具に採用しています。
● メッキ処理と塗装見本
電気亜鉛メッキ
高電解溶液中で品物を陰極として通電し表面にメッキ金属を析出さ せることで金属皮膜をつくります。主に鉄材の防錆に広く使われ メッキ後のクロメート処理によって耐食性を増すことができます。 ブランコのロックチェーンなど、直接手に触れる場所には六価クロ ムを含有しない「三価クロメート処理」としています。
溶融亜鉛メッキ
鋼材の表面に亜鉛の合金属を形成することで亜鉛の犠牲的防食作用 により、鋼材の腐食を抑制します。屋外に設置される鋼構造物、特に 塩害の受ける地域での防食処理として広く採用されています。 ※塗装品に関しては、リン酸処理を行なっています。
1 プレメッキ(スーパーダイマ・ZAM・ポストジンク)又は後メッキ(電気・溶融亜鉛・ローバル) 2 上塗り塗料専用の錆止めプライマーを塗布
計4層の表面被膜を形成
メ ッ キ ・ プ ラ イ マ ー ・ ト ッ プ コ ー ト ( 中・上 )
3 中塗り塗料を塗布
4 上塗り塗料を塗布
  169 GOTO TAIKI PRODUCT GUIDE
    



























































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