Page 165 - 後藤体器WEBカタログ(2023年11月1日現在 )
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   各遊具を安全に利用するためには、個別の遊具ごと に安全領域を確保することが必要です。この安全領域 は条件を満たせば、重複が許されます。また遊具の 配置レイアウトは子どもの導線を十分考慮し、不用 意な動線交差を避ける配置が必要です。特に幼児と 児童の不用意な混在はさけ、適切な「エリア分け」を 行うことが望まれます。
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弊社の遊具は、国土交通省の「都市公園における遊具 の安全確保に関する指針」や(一社)日本公園施設業 協会の「遊具の安全に関する基準(案)JPFA-SP-S: 2014」に準拠した安全対策を実施しています。ま た、弊社デザインコンセプトに基いて、対象年齢を 考慮した安全設計と洗練されたデザイン、優れた 耐久性、そして共遊の楽しさを追求した素敵な遊具 をご提供します。
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        3歳以下の 乳幼児
1~3歳
                      安全領域は遊具の落下高さにより原則として、次のように決め られています。落下高さが600mm以下の場合は遊具の外形 から「あらゆる方向に1500mm以上」確保し、落下高さが 600mmを越える場合は、遊具の外形から「あらゆる方向に 1800mm以上」を確保します。但し、すべり台の降り口方向の 安全領域は「外形端部から2000mm以上」確保する、ブランコ の振動方向の安全領域は「落下高さ」+1500mm以上」確保す るとなっており、個別に設定が必要なものもあります。また安 全領域は設置面だけでなく、木の枝などへの登り移りによる危 険がないように遊具の上部空間にも確保する配置が必要です。
※「落下高さ」及び「安全領域」は遊具ごとに設定されています。  弊社の遊具につきましては、図面を参照願います。
遊具の安全領域重複は、遊具の種類と落下高さによって決まり ます。遊具の種類により、全領域重複可能なもの、1/2領域重複 可能なもの、全領域重複不可能なものがあり、これにより遊具同 士の間隔は、最低1500mm~最大3800mmの範囲で設定され ます。
        GOTO TAIKI PRODUCT GUIDE 164

























































































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